せい‐とん【整頓】
[名](スル)きちんとかたづけること。また、きちんとかたづくこと。整うこと。「部屋を—する」「新政府の組織が次第に—して」〈福沢・福翁自伝〉 →整理[用法]
せり‐だ・す【迫り出す】
[動サ五(四)] 1 前の方に出っ張る。つき出てくる。「腹が—・す」「観衆が道路に—・す」 2 隠れていたものが表面に出てくる。「次第と現実世界に—・して来る」〈漱石・虞美人草〉 3 上または前...
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと—する」「—家...
ぜあみじゅうろくぶしゅう【世阿弥十六部集】
能楽書。吉田東伍校注。明治42年(1909)刊。世阿弥の伝書16部を翻刻・校訂したもの。能楽研究の基本的資料。「風姿花伝(花伝書)」「花伝書別紙口伝」「至花道」「二曲三体人形図」「三道(能作書)...
そう‐きょう【争競】
[名](スル)「競争」に同じ。「各権勢を分領し、互いに—するを以て、其国勢次第に進歩せり」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
そう‐せい【壮盛】
[名・形動]若くて元気がよいさま。また、若い盛り。「自(みづか)ら修むるの志気、次第に—なることを得べきなり」〈中村訳・西国立志編〉
そく‐めつ【熄滅】
[名](スル)消えてなくなること。やむこと。消滅。「世間総体の説となり、争論の事、次第に—するときは」〈中村訳・自由之理〉
たち‐つづ・く【立ち続く】
[動カ四] 1 すぐあとに続く。連なる。「劣らず—・き給ひにける世々の覚え有様」〈源・若菜上〉 2 並んで立つ。立ち並ぶ。「棟に棟次第に—・き」〈浮・胸算用・三〉 [動カ下二]「たちつづける...
タック‐アンダー【tuck under】
飛行機が遷音速域で飛行するとき、主翼に衝撃波が生じることにより、次第に機首が下がっていく現象。
たて‐つづ・く【建て続く】
[動カ四]続いて建っている。建ち並ぶ。「次第に賑(にぎ)はひ来たり、民屋四方に—・き」〈色道大鏡・一三〉 [動カ下二]続けて建てる。建て並べる。「表口三十間、裏行六十五間を家蔵に—・け」〈浮...