そ・く【退く】
[動カ四]遠く離れる。遠ざかる。「雲離れ—・き居りとも我忘れめや」〈記・下・歌謡〉
[動カ下二]遠く離す。遠ざける。「赤見山草根刈り—・け合はすがへ争ふ妹(いも)しあやにかなしも」〈万・三四七九〉
そにどり‐の【鴗の】
[枕]カワセミの羽が青いところから、「青」にかかる。「—青き御衣(みけし)を」〈記・上・歌謡〉
そね【确/埆】
石の多い、やせた土地。「浅茅(あさぢ)原小(を)—を過ぎ」〈顕宗紀・歌謡〉
そよ‐や
[感]《感動詞「そよ」+間投助詞「や」から》 1 驚いたり同感したりするときなどに発する声。そうだ。そうそう。「—、さる事ありきかし」〈かげろふ・下〉 2 歌謡の囃子詞(はやしことば)。「—、小...
ソング【song】
歌。歌謡。「テーマ—」
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 2 平安後期から鎌倉時代にかけて流行した歌謡の総称。催馬楽(さいばら)など古典的...
ぞく‐よう【俗謡】
民間でうたわれる歌謡。小唄・端唄(はうた)・民謡・流行歌など。
ぞっきょくひょうしゃく【俗曲評釈】
俗歌謡の注釈本。佐々醒雪編著。「江戸長唄」「箏唄」「河東」「上方唄」「小唄と端唄」の全5編を、明治41年(1908)から明治44年(1911)にかけて刊行。
た【誰】
[代]不定称の人代名詞。だれ。たれ。→誰(た)が「—にかも依らむ神の宮人」〈記・下・歌謡〉
たい‐しょう【大賞】
最もすぐれたものに与えられる最高の賞。グランプリ。「歌謡—」