さんかちょうちゅうか【山家鳥虫歌】
江戸時代の民謡集。2巻。天中原長常南山編。明和9年(1772)刊。全国68か国の民謡約400首を集め、国別にまとめたもの。やまがとりむしうた。
さんせき‐の‐わか【三夕の和歌】
新古今集所収の、「秋の夕暮れ」を結びとした3首の名歌。寂蓮(じゃくれん)の「さびしさはその色としもなかりけり槙(まき)立つ山の秋の夕暮れ」、西行の「心なき身にもあはれは知られけりしぎ立つ沢の秋の...
さんび‐か【賛美歌】
《hymn》キリスト教会で、神を賛美し、信仰を励ます歌。聖歌。
ざいごう‐うた【在郷歌/在郷唄】
1 在郷でうたわれる歌。いなかうた。俚謡(りよう)。 2 歌舞伎下座音楽の一。田舎の場面の幕開きや人物の出入りなどにうたわれるもの。ざいごうた。
ざしき‐うた【座敷歌】
民謡の分類の一つで、酒宴の席でうたわれる歌。労作歌や盆踊り歌などから転用されたものが多い。祝い歌・騒ぎ歌など。
ざれ‐うた【戯れ歌】
1 こっけいみのある和歌。また、狂歌。ざれごとうた。 2 こっけいな内容の歌。また、こっけいでひわいな歌。
ざれごと‐うた【戯れ言歌】
「戯(ざ)れ歌1」に同じ。
しい‐か【詩歌】
《「しか(詩歌)」の慣用読み》 1 漢詩と和歌。「—管弦の遊び」 2 詩・和歌・俳句など韻文の総称。「近代—の流れ」 [補説]書名別項。→詩歌
し‐か【詩歌】
⇒しいか(詩歌)
しいか【詩歌】
日本の短歌雑誌。明治44年(1911)4月、前田夕暮の主宰により創刊。同人には尾山秋人、富田砕花、室生犀星、萩原朔太郎、川上小夜子らがいる。夕暮没後、息子の前田透が復刊・主宰。昭和59年(198...