わび‐うた【侘び歌】
わびしい思いを詠んだ歌。「—など書きておこすれども、かひなし」〈竹取〉
わ・びる【侘びる】
[動バ上一][文]わ・ぶ[バ上二] 1 さびしく思う。心細がる。「独り暮らしを—・びる」「人—・びて淋しき宵を」〈漱石・虞美人草〉 「つれづれ—・ぶる人はいかなる心ならん」〈徒然・七五〉 2 落...
わ‐ぶん【和文】
1 日本語で書かれた文章。日本語の文。国文。邦文。 2 和語を主とし、特に平仮名を用いて書かれた文章。平安時代の和歌・物語・日記などにみられる文章。
わ‐まわし【輪回し】
1 竹や鉄で作った輪に先が二またに分かれた棒を当てて、輪を倒さないように転がして進む遊び。 2 連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前々句へ句意が返るようにする付け方。輪廻(りんね)。
わらべ‐うた【童歌】
昔から子供に歌いつがれてきた歌。また、子供に歌って聞かせる歌。遊びに伴うものが多い。手まり歌や数え歌など。
わらべ‐し・い【童しい】
[形][文]わらべ・し[シク]子供っぽい。子供じみている。「それも口まね—・しい」〈浄・薩摩歌〉
わり‐がき【割(り)書(き)】
1 本文の間に2行に分けて細字で注などを入れること。また、その注。割り注。 2 歌舞伎狂言や浄瑠璃の名題などの上に行を割って書かれた文句。
わり‐ぜりふ【割台詞】
歌舞伎で、二人の人物が、関連のある長い文句をおのおの別の思いの独白として交互に述べ、最後の一句を唱和する演出。
わり‐ぶしん【割普請】
一つの普請をいくつかに分担して行うこと。「屋根も根太もこりゃ一時に—ぢゃ」〈浄・歌祭文〉
ワルシャワ‐だいげきじょう【ワルシャワ大劇場】
《Teatr Wielki Opera Narodowa》ポーランドの首都ワルシャワにある劇場。旧市街に位置し、サスキ公園に隣接する。1833年に建造。1939年、ナチスドイツによるワルシャワ包...