さん‐げん【三元】
1 上元(正月15日)・中元(7月15日)・下元(10月15日)。 2 《年・月・日の元(はじめ)の意から》1月1日のこと。元日。三始。《季 新年》 3 天地の初め・中・終わりをいう上元・中元・...
さん‐じつ【三日】
1 みっかの間。特に正月1日・2日・3日。三箇日(さんがにち)。 2 江戸時代、毎月朔日(ついたち)・15日・28日の称。式日とされ、諸大名・旗本などが麻上下(あさがみしも)で登城した。御三日(...
さん‐せい【三正】
1 《「書経」甘誓から》天・地・人の、三つの正しい道。 2 《「礼記」哀公問から》君臣の義、父子の親、夫婦の別の三つが正しく守られていること。 3 中国古代の暦の上での3種の正月で、子・丑・寅を...
さん‐せちえ【三節会】
宮中で正月に行われた三つの節会。元日の節会、白馬(あおうま)の節会、踏歌(とうか)の節会。
さん‐ついたち【三朔日】
江戸時代、式日とされた、正月元日・6月朔日・8月朔日のこと。元日は新年の賀儀、6月は氷室(ひむろ)の節句、8月は八朔(はっさく)の総登城。三朔(さんさく)。
さん‐ぱく【三白】
1 正月の三が日に降る雪。 2 馬の4本の脚のうち、3本の脚の下部が白いこと。また、その馬。 3 米・紙・塩・砂糖・蝋(ろう)など白いもののうちの三つ。 4 「三白眼」の略。
しき‐さんば【式三番】
《「しきさんばん」とも》 1 猿楽に古くから伝わる儀式的な曲。初めは父尉(ちちのじょう)・翁(おきな)・三番猿楽(のちの三番叟(さんばそう))、室町時代以降は千歳(せんざい)・翁・三番叟の三人に...
しちばんにっき【七番日記】
江戸後期の句日記。1冊。小林一茶著。文化7年(1810)正月から文政元年(1818)12月までの記録。
しちふくじん‐もうで【七福神詣で】
正月元日から7日までの間に、七福神を祭った社寺を巡拝して開運を祈ること。七福神参り。七福詣で。福神詣で。《季 新年》
しま
[接尾] 1 名詞、その他状態を表す語に付いて、そのようなようすであることを表す。さま。「思はぬに横—風のにふふかに覆ひ来ぬれば」〈万・九〇四〉 2 時日を表す名詞に付いて、早々の意を表す。「正...