ぶ‐もん【武門】
武士の家筋。武家。「—の名折れ」
ぶ‐やく【武役】
1 武士としての役目。 2 ⇒武家役
ぶん‐じん【文人】
1 詩文・書画など、風雅の道に心をよせている人。「—趣味」 2 文事をもって仕える人。「—武士は国家の重んずる所」〈続紀・元正〉 3 律令制で、大学寮の文章生(もんじょうしょう)。
へい‐か【兵家】
1 軍事に携わる人。武士。軍人。「勝敗は—の常」 2 兵法・兵学の専門家。兵法家。 3 中国、春秋戦国時代の諸子百家の一。用兵・戦術戦略・戦争論などを論じた兵法家・軍学者の一群で、孫武・孫臏(そ...
へいのう‐ぶんり【兵農分離】
戦国時代から江戸初期にかけて行われた、武士と農民の身分的分離政策。戦国大名は武士の城下町集住や検地による農民身分の確定で両者の分離に努めたが、豊臣秀吉は天正16年(1588)刀狩り令によって兵と...
へい‐もん【閉門】
[名](スル) 1 門をとじること。⇔開門。 2 謹慎の意を表すため、門をとざして家にこもること。 3 江戸時代、武士・僧に科せられた刑罰の一。門や窓をかたく閉じ、出入りを禁じられた。
ベルリン‐こくさいえいがさい【ベルリン国際映画祭】
ドイツの都市ベルリンで毎年2月に開催される国際映画祭。第1回は1951年に西ベルリンで開かれた。最高賞は金熊賞。社会派の作品を採り上げることが多い。カンヌ・ベネチアとともに世界三大映画祭とされる...
ほ‐い【布衣】
1 庶民着用の衣服。また、官服に対して、平服。転じて、平民のこと。「流石(さすが)に淮西(わいせい)の一—より起って」〈露伴・運命〉 2 狩衣(かりぎぬ)のこと。初め布製、平安時代以後は狩衣一般...
ほうげん‐の‐らん【保元の乱】
保元元年(1156)京都に起こった内乱。皇室では皇位継承に関して不満をもつ崇徳上皇と後白河天皇とが、摂関家では藤原頼長と忠通とが対立し、崇徳・頼長側は源為義・平忠正の軍を招き、後白河・忠通側は源...
ほうこう‐かまい【奉公構い】
江戸時代、武士に科された刑罰の一。主家先から奉公を差し止められ、追放されるもの。