かい‐じょう【戒杖】
山伏などが護身用に持って歩くつえ。錫杖(しゃくじょう)。
かいじん‐にじゅうめんそう【怪人二十面相】
江戸川乱歩の小説に登場する怪盗。変装を得意とし、多くの宝石や美術品をねらって探偵明智小五郎らと対決する。
かい‐せん【開戦】
[名](スル)戦争を始めること。⇔終戦。「吾国既に清朝と—す」〈独歩・愛弟通信〉
かいぞう【改造】
総合雑誌。大正8年(1919)4月、山本実彦創立の改造社が創刊。大正デモクラシーの思潮を背景に進歩的な編集方針をとり、文芸欄にも力をそそいだ。昭和30年(1955)廃刊。
かいだん‐めぐり【戒壇廻り】
戒壇のまわりを仏名を唱えながらめぐり歩くこと。のちに、仏堂内陣の縁の下にあたる暗い所をめぐり歩くこと。長野の善光寺のものが有名。
かい‐どう【街道】
1 中央と地方、また町と町とを結ぶ、行政上、交通上の主要な道路。「日光—」 2 (比喩的に)大きな目標や目的に向かって歩む道筋・過程。「優勝—を突き進む」「出世—をひた走る」
かいどり‐すがた【掻取姿】
歩きやすいように着物の褄(つま)をつまみ上げた姿。「物も着あへず抱き持ち、ひきしろひて逃ぐる、—のうしろ手」〈徒然・一七五〉
かいゆう‐せい【回遊性】
1 魚や鯨が、産卵などのために定期的に移動する性質。→回遊2 2 買い物客が、店舗内や商店街を歩き回ること。「—のある街づくり」
かい‐りつ【介立】
[名](スル) 1 二つのものの間に挟まって存在すること。「その間に—する僕らの階級は」〈蘆花・思出の記〉 2 他の助けを借りずに、自分一人の力で物事をなすこと。「彼はよく自由によく独立に…無窮...
かい‐れき【回歴】
[名](スル)各地をめぐり歩くこと。「必ずセレベスの内地を—し」〈竜渓・浮城物語〉