かん‐ねぶつ【寒念仏】
僧が寒の30日間、明け方に山野に出て声高く念仏を唱えること。のちには俗人も寒夜、鉦(かね)を打ちたたいて念仏を唱え、家々の門前で報謝を請い歩いた。かんねんぶつ。《季 冬》「—鬼で目をつく切り回向...
かん‐ぽ【完歩】
[名](スル)競歩や歩行大会などで、最後まで歩き通すこと。
かん‐ぽ【緩歩/寛歩】
[名](スル)ゆっくり歩くこと。「公園の森を裕々と—する二人連」〈魯庵・社会百面相〉
かん‐ぽ【閑歩】
[名](スル)ぶらぶら歩くこと。「時に野外に—して」〈中村訳・西国立志編〉
かんぽ‐どうぶつ【緩歩動物】
動物界の一門。体長0.3〜1ミリ。体は紡錘形で、四対の短い歩脚をもち、その先端に爪状突起がある。淡水・海水中、また湿地の土中にすみ、乾燥や低温にあうと仮眠状態となって耐える。熊虫(くまむし)。
がい【蓋】
《「かい」とも》 [名]仏語。 1 人間の善智や善心を覆い隠すもの。すなわち、煩悩。 2 法会のとき、高僧の歩行に際し、その上にかざす笠状のもの。 3 仏像や導師の高座を覆い飾る天蓋。
[接...
がい‐そう【咳嗽】
[名](スル)せき。しわぶき。「一歩一歩に喘(あえ)ぎ、—す」〈蘆花・自然と人生〉
がい‐そく【概測】
[名](スル)おおよその測定・測量。目測・歩測などの類。また、概形を使って面積や体積などを計算すること。「琵琶湖の概形から面積を—する」
ガイダンス【guidance】
1 不慣れで事情のわからない者に対して、初歩的な説明をすること。案内。手引き。また、そのための催し。「新入生への—」 2 児童・生徒・学生が、自分の適性を知り、進路を決定できるように指導すること。
がけばた‐あるき【崖端歩き】
がけの端を歩くように、思慮の浅い人が好んで危険に近づこうとすることのたとえ。