がざみ【蝤蛑】
ワタリガニ科のカニ。浅海にすむ。甲は横長の菱形で、甲幅約15センチ。緑色を帯びた暗褐色をし、甲の前縁にはぎざぎざがある。最後の歩脚の先端は平たく、夜間に遊泳する。青森以南に分布。食用。わたりがに...
がまん‐づよ・い【我慢強い】
[形][文]がまんづよ・し[ク] 1 忍耐力がある。辛抱強い。「—・い子供」 2 我(が)を張る気持ちが強い。「いかに—・い自分も自分の方が佳いとは言えなかった」〈独歩・画の悲み〉
が‐ゆう【臥遊】
床にふしながら旅行記を読んだり、地図や風景画を眺めたりして自然の中に遊ぶこと。中国、東晋の画家宗炳(そうへい)が居所の壁にかつて歩いた山水を描いて楽しんだ故事による。
ガレリア【(イタリア)galleria】
屋根のある商店街や歩行者用道路。 [補説]大聖堂(ドゥオモ)とスカラ座を結ぶミラノのガレリアが有名。
我(が)を折(お)・る
1 自分の考えを押し通すことをやめて、他人の意見に従う。譲歩する。 2 驚きあきれる。閉口する。「是は我の折れた穿鑿(せんさく)」〈浮・曲三味線・四〉
ガーディアン【The Guardian】
英国の代表的な日刊高級紙の一。1821年に週刊の「マンチェスター‐ガーディアン」として創刊。1855年に日刊となり、1959年現紙名に改題。1964年に本社をマンチェスターからロンドンに移転。自...
ガードレール【guardrail】
1 鉄道線路の急カーブや踏切などで、車両の脱線を防ぐため、走行レールの内側に設置されるレール。護輪軌条。 2 車道と歩道の境、車道の端や反対車線との間などに設けられ、自動車が車道から外れるのを防...
きかん‐しどう【机間指導】
授業中に、教師が席の間を歩きながら、個々の児童・生徒に対し観察や指導などを行うこと。机間巡視。
気(き)が遠(とお)くな・る
意識がなくなる。正気(しょうき)を失う。「徒歩で世界一周とは—・るような話だ」
騏驥(きき)の跼躅(きょくちょく)は駑馬(どば)の安歩(あんぽ)に如(し)かず
《「史記」淮陰侯伝から》すぐれた馬もぐずぐずしていれば、つまらない馬が静かに歩み続けるのに及ばない。すぐれた人も怠けていれば、平凡な人が努力するのに及ばないというたとえ。