げた‐ばき【下駄履(き)】
1 下駄を履いていること。下駄掛け。「—で散歩に出る」 2 フロートを備えている水上飛行機の俗称。
げっ‐さ【月差】
⇒時計歩度
げば‐さき【下馬先】
1 社寺・城門などの前で、下馬札が立ててある場所。下馬。 2 槍持ちの供が1で主人に対して行う作法。頭を少しかがめ、手先を上げて手を振り、腰をひねり、足どりをそろえて歩くもの。
ゲベール‐じゅう【ゲベール銃】
《(オランダ)geweerは小銃の意》歩兵銃の一種。天保2年(1831)高島秋帆が輸入・紹介。のち国産化もされた。
げん【厳/儼】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 態度や処置などがきびしいさま。「—として慎むべきだ」「—たる態度で臨む」 2 おかしがたく、おごそかなさま。「今も—として存在する」「—たる事実」
[形動...
げんえいじょう【幻影城】
江戸川乱歩による探偵小説評論集。昭和26年(1951)刊行。続編は昭和29年(1954)の刊行。
げんおじ【源叔父】
国木田独歩の処女小説。明治30年(1897)発表。妻と子を亡くした佐伯の船頭、源叔父と、乞食の子紀州の交流と悲劇的末路を描いた短編。
げんげん‐くく【言言句句】
一つ一つの言葉。一語一語。「—、肺腑より出で」〈独歩・日の出〉
げん‐じん【原人】
猿人に次ぐ化石人類。ジャワ原人や北京原人など。更新世前期から中期にかけて生息。脳容積は猿人と新人の中間で、直立歩行し、簡単な石器を使用した。ホモ‐エレクトゥス(直立人)。→猿人 →旧人2 →新人2
げん‐よう【衒耀】
[名](スル)名誉・名声を得ようとして、盛んに自らを誇示すること。「大世界に誇号し、—し、横行闊歩せんは」〈雪嶺・真善美日本人〉