しずい‐えし【歯髄壊死】
虫歯や外傷によって神経と血管を含む歯随が壊死すること。虫歯が痛まなくなった、歯の色が変わってきたといった症状は歯髄壊死のサインとなる。再生は不可能で、歯髄を取り除く根管治療が必要とされる。
しずい‐えん【歯髄炎】
歯髄の炎症。主に虫歯が進行し、細菌が侵入して起こる。
しずい‐くう【歯髄腔】
歯の内腔。しずいこう。
し‐せき【歯石】
歯に、唾液(だえき)中の石灰分や食物のかすその他が固着したもの。
し‐ぜつ【歯舌】
二枚貝を除く軟体動物の口腔内にある、やすり状の歯。これで食物をかきとる。
し‐そう【歯槽】
上下のあごの骨にある、歯の根がはまっている穴。
しそう‐こつ【歯槽骨】
歯根膜を介して歯を支えている顎骨の一部。歯槽突起。
しそう‐ねんまく【歯槽粘膜】
歯槽骨の表面を覆う粘膜。
しそう‐のうよう【歯槽膿瘍】
歯槽部にうみがたまる疾患。
しそう‐のうろう【歯槽膿漏】
歯槽部で歯を支えている周囲の組織が炎症を起こし、うみがたまってくる疾患。口臭があり、進行すると歯が抜ける。