どく‐べにたけ【毒紅茸】
ベニタケ科のキノコ。山林などに生え、高さ2.5〜8センチ、傘の直径3〜10センチ。傘の表面は紅色で中央がややくぼむ。刺すような味があるが無毒。
どく‐み【毒味/毒見】
[名](スル) 1 飲食物を人に進める前に飲食してみて、毒物の有無を確かめること。「—役」 2 料理の味加減をみること。「—して塩を少し足す」 [補説]「味」は当て字。
どく‐むぎ【毒麦】
イネ科の一年草。畑地などにみられ、高さ0.5〜1メートル。葉は線形。5月ごろ、茎の先に2列に穂がつく。実などに毒がある。ヨーロッパの原産で、日本には明治時代に渡来、帰化。
どく‐むし【毒虫】
毒液をもっていて、人体に害毒を与える虫。ハチ・ドクガ・ムカデ・サソリなどの類。
どく‐や【毒矢】
矢じりに毒を塗った矢。
どく‐やく【毒薬】
微量で激しい作用をもち、生命の危険を起こす薬物。薬機法によって厚生労働大臣が指定する医薬品で、劇薬より作用が激しいもの。
どくやく‐じょうこう【毒薬条項】
⇒ポイズンピル
どく‐よけ【毒除け】
中毒を予防すること。また、そのためのもの。どくけし。
どくり‐がく【毒理学】
⇒毒物学
毒(どく)を食(く)らわば皿(さら)まで
いったん悪に手を染めたからには、最後まで悪に徹しよう。