かき‐や・る【掻き遣る】
[動ラ四] 1 髪の毛を手で払いのける。「御髪(みぐし)のこぼれかかりたるを—・りつつ」〈源・総角〉 2 隅の方へ寄せる。「みなほかざまに火を—・りて」〈枕・二九八〉
かき‐ゆうぜん【描(き)友禅】
手がきで模様を染め出す友禅染。下絵の線にそって糊(のり)を細く置き、その輪郭の中に筆や刷毛(はけ)で色を塗って染める。
かきょう‐うんどう【下郷運動】
1 中国で、五・四運動後の1936年、抗日宣伝のために都市の知識人や学生が農村・地方に入っていった啓蒙運動。 2 中国で、1957年以降、右傾化した政府・党の幹部や知識人を地方に送ったこと。下放...
かき‐よ・せる【掻き寄せる】
[動サ下一][文]かきよ・す[サ下二] 1 ばらばらに散らばっているものを、一つ所に寄せ集める。「落ち葉を熊手で—・せる」 2 自分の近くに引き寄せる。「毛布を—・せる」
かぎ‐こ・む【嗅ぎ込む】
[動マ五(四)] 1 においや香りを鼻に吸い込む。 2 「かぎつける2」に同じ。「こっちの景気を—・んで」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
かく【革】
[音]カク(漢) [訓]かわ あらためる あらたまる [学習漢字]6年 〈カク〉 1 動物の皮から毛を取り去り、陰干ししたもの。かわ。「牛革・皮革」 2 革でつくった武器や楽器。「兵革」 3 ...
かく‐さん【各盞】
宴会などで、めいめいが自分で自分の杯に酒をついで飲むこと。また、その杯。「半日の—で飲め花見酒/良任」〈毛吹草追加・上〉
かく‐しつ【角質】
動物体を保護する角・毛・羽毛・爪・うろこなどの主な構成成分となるたんぱく質。ケラチン。
かく‐しょう【鶴氅】
鶴の羽毛で作った衣。つるのけごろも。また、雪の降りかかった衣。
かく‐せん【角栓】
皮膚のはがれかけた角質が、毛穴をふさいで固まったもの。皮脂とともにコメドを形成する。