ガス‐いと【ガス糸】
主に木綿糸をガスの炎の中を高速度で通過させ、表面の毛羽(けば)を焼き取って滑らかで光沢のある糸にしたもの。高級綿織物用。ガス。
ガネット【gannet】
ペリカン目カツオドリ科の鳥。和名シロカツオドリ。翼を広げると1.8メートルに達する大形の海鳥。風切羽が黒く頭部に淡茶色があるほかは全身の羽毛は純白。大西洋に分布。
が‐もう【鵝毛】
ガチョウの羽毛。また、白いものやきわめて軽いもののたとえ。がぼう。「牛の値(あたひ)、—よりも軽し」〈徒然・九三〉
が‐もの
[連語]《「が」は格助詞》 1 (動詞の連体形+「がものはない」の形で)…するに値しない、…する必要はない、の意を表す。「そんなものは宅(うち)でできる。金を出して頼む—はない」〈漱石・道草〉 ...
がら
[副] 1 すっかり。まったく。「駄賃はみんな、うらが呑んでしまって、—おま(=馬)に食わせべいもなあなし」〈滑・膝栗毛・二〉 2 ひょいと。つい。「—誘はれたあからのこんだあよ」〈洒・軽井茶話〉
がら‐ぼう【がら紡】
《紡績の機械を回すときの、がらがらいう音から》落綿(らくめん)・糸くず・布くずなどをほぐしたものから太い糸を製造する紡績法。また、その織物。綿ネル・毛布・帯芯などの横糸に使う。明治初期に臥雲辰致...
がらら
[副](近世、関東地方で) 1 すべて。すっかり。「—二十四文うっちゃったあ」〈滑・膝栗毛・二〉 2 つい。うっかり。ひょいと。「女郎を買ふ気で一番勝負の長が—半と出て」〈洒・道中粋語録〉
き【寸】
[接尾] 1 古代における長さの単位の一。後世の曲尺(かねじゃく)の寸(すん)に相当する。「御歯の長さ一—(ひとき)」〈記・下〉 2 古く、馬の丈(たけ)を測るのに用いる語。4尺を基準とし、それ...
キウイ【kiwi】
《「キーウィ」とも》 1 《鳴き声から》キウイ目キウイ科の鳥の総称。全長35〜55センチ。全体に灰褐色で羽は毛状。翼は退化して飛べず、脚が太くて短い。くちばしは細長く、臭覚がよく発達し、土中のミ...
キウイ‐フルーツ【kiwi fruit】
マタタビ科の蔓性(つるせい)の落葉樹。葉はやや円形で厚い。雌雄異株。6、7月ごろ開花し、果実は円筒状をし、褐色で表面に毛があり、鳥のキウイに似る。果肉は緑色または黄色で、黒い種子が放射状に並ぶ。...