お‐なぐさみ【御慰み】
その場の楽しみ。お楽しみ。座興。たわむれや皮肉の気持ちを込めていう。「ほんの—に歌いましょう」「うまくできたら—」
己(おのれ)を虚(むな)しゅう◦する
《「漢書」五行志上から》私情を捨てて謙虚で素直な気持ちになる。「—◦して人の意見に耳を傾ける」
おば‐ん
《「おばさん」の音変化》若々しさが感じられない中年の女性をいう俗語。嘲笑の気持ちを込めて使われる。「—くさい服装」⇔おじん。
帯紐(おびひも)解(と)・く
1 男女が共寝をする。 2 安心してくつろぐ。警戒の気持ちをもたないでいる。
おぼし‐めし【思し召し】
1 相手を敬って、その考えや気持ちをいう語。お考え。ご意向。「神の—にかなう」「せっかくの—ですが」 2 金額を相手の考えに任せること。お志。「ご喜捨は—で結構です」 3 異性にひかれる気持ち。...
おまちどお‐さま【御待(ち)遠様】
[形動]人を待たせたときに、わびる気持ちで言う語。
おもい【思い/想い/念い】
1 ある物事について考えをもつこと。また、その内容。所懐。「年頭の—を述べる」 2 予想。予期。想像。「—もしない結末」 3 願い。望み。「長年の—がかなう」「—を遂げる」 4 物思い。回想。「...
おもい‐いら・る【思ひ苛る】
[動ラ下二]気持ちがいらいらする。あせる。「乳母(めのと)よろづに、いかで人並々になさむと—・れしを」〈源・手習〉
おもい‐いれ【思い入れ】
[名] 1 深く思いを寄せること。また、その思い。執心。「著者の—が感じられる作品」 2 俳優が無言のうちに気持ちを表情やしぐさで表すこと。また、その演技。 3 思わく。見込み。予想。「—違ひ...
おもい‐お・く【思い置く】
[動カ五(四)] 1 あとに、残念だという気持ちを残す。思い残す。「充分御饌(ごぜん)も頂戴し、…もう—・く事はないと考えて居ると」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 心に決めておく。思い定める。「藤...