あ‐ひょうき【亜氷期】
一つの氷期の中に見られる低温期。ふつう2〜3回繰り返して生じ、前後にやや気温が上昇する亜間氷期を伴う。
アーバン‐ヒート【urban heat】
エアコンや自動車・地下鉄などから出される人工的な熱や、上空の大気汚染物質による温室効果などによる都市に特有の熱。気温と海水温を上昇させて都心部の夏の熱帯夜を増やし、環境問題ともなっている。都市熱...
いじょうてんこう‐そうきけいかいじょうほう【異常天候早期警戒情報】
天候が平年と大きく隔たる可能性について、できるだけ早い段階で、気象庁が発表する予測情報。気温・降雪量を対象に、発表日の5日後から14日後までの間に、7日間平均気温が「かなり高い」または「かなり低...
いっかげつ‐よほう【一箇月予報】
気象庁が発表する季節予報の一つ。向こう1か月間の平均気温や降水量などの大まかな傾向を予報するもので、毎週金曜日に発表される。
イベント‐アトリビューション【event attribution】
異常気象などの極端な事象の発生確率を、地球温暖化などの長期的な変化との関係で表すこと。また、その研究手法。具体的には、ある観測点において、ある年の8月の平均気温が1度高かったとき、温暖化を考慮し...
いもち‐びょう【稲熱病】
稲の葉や茎が変色し、穂が実らなくなる病害。糸状菌の一種の寄生によるもので、夏、気温が低く、多雨・多湿の年に多く発生。稲の病虫害の中で最も被害が大きい。
う‐き【雨季/雨期】
ある地域の1年のうちで、およそ1か月以上にわたって降水の多い時期・季節。熱帯・亜熱帯では気温の年変化が小さいので、季節の推移を雨量の年変化で表し、乾季に対していう。アジアのモンスーン地帯では夏、...
うなぎ‐のぼり【鰻上り/鰻登り】
気温・物価・評価などが見る間に上がったり、物事の件数・回数が急激に増えたりすること。ウナギをつかもうとすると手からすべりぬけて上へのぼるからとも、ウナギが川をまっすぐにのぼる姿からともいう。「—...
エス‐ビー‐ティー【SBT】
《science based targets》産業革命前からの気温の上昇を摂氏2度未満に抑えるために、科学的根拠に基づいて設定される、温室効果ガスの排出削減目標。→パリ協定 →二度目標
エルチチョン‐さん【エルチチョン山】
《El Chichon》メキシコ南東部、チアパス州にある火山。標高1350メートル。安山岩質の成層火山で、1982年の大噴火では2000人を超える死者が出た。噴煙は成層圏にまで達し、大量のエーロ...