きちがい‐じ・みる【気違い染みる】
[動マ上一]言動などが常軌を逸していて、正気とは思えないほどである。「—・みた振る舞い」
きちがい‐なすび【気違い茄子】
チョウセンアサガオの俗称。薬用に用いられていたが、分量を誤ると狂躁(きょうそう)状態になることから、かつてはこう呼ばれた。
気違(きちが)いに刃物(はもの)
非常に危険であることのたとえ。
きちがい‐ばな【気違い花】
本来咲くはずのない時節に咲く花。狂い咲きの花。
きちがい‐びより【気違い日和】
晴雨の定まらない、きわめて不順な天気。
きちがいピエロ【気狂いピエロ】
《原題、(フランス)Pierrot le fou》フランス・イタリア合作映画。ゴダール監督によるヌーベルバーグの代表的作品。1965年公開。ピエロというあだ名の男が昔の愛人との無軌道な逃避行の末...
きちがい‐みず【気違い水】
《飲むと正気を失うことがあるところから》酒のこと。
き‐ちゅう【気柱】
管の中の柱状の空気のこと。管楽器では、気柱が共鳴して音が大きくなる。
きちゅう‐よう【気中葉】
⇒水上葉
きっ‐ぷ【気っ風】
《「きふう」の音変化》その言動からうかがえる、人の気性。特に、思いきりがよく、さっぱりとした気性をいう。気前。「—がいい」