き‐ぬけ【気抜け】
[名](スル) 1 張りつめていた気持ちが一時にゆるんで、ぼんやりすること。「試験が終わって—する」 2 ビールや炭酸飲料水に含まれている炭酸ガスが抜けて、風味がなくなること。
き‐のう【気嚢】
1 鳥類の肺に付属する薄膜の袋。中に空気を蓄えて体を浮きやすくさせ、また呼吸を助けるなどの働きをする。 2 昆虫の気管の一部が拡大して袋状となったもの。 3 飛行船や気球の、浮揚のためのガスを入...
き‐の‐かた【気の方】
神経衰弱。また、労咳(ろうがい)。「借銭を苦にして—煩うて」〈浮・万金丹・一〉
き‐の‐くすり【気の薬】
[名・形動]《中世・近世語》気を晴らす種となるもの。おもしろくて心の慰めになること。また、そのさま。→気の毒「あはは、さてもさても—な坊ぢゃ」〈狂言記・笠の下〉
き‐の‐せい【気の所為】
実際にはそうでないのに、自分の心の状態が原因でそのように感じられること。「—か、鳥の声がする」
き‐の‐どく【気の毒】
[名・形動](スル)《もと、自分の気持ちにとって毒になることの意で、「気の薬(くすり)」に対する語》 1 他人の不幸や苦痛などに同情して心を痛めること。また、そのさま。「お—に存じます」「—な境...
きのどく‐せん【気の毒銭】
《価値が低く、使った相手に気の毒な銭の意》一文銭の寛永通宝のこと。
き‐のばし【気延ばし/気暢ばし】
気晴らし。「—ニ笛ヲ吹ク」〈和英語林集成〉
き‐の‐やまい【気の病】
過度の精神の疲れなどから起こる病気。きやみ。
き‐のり【気乗り】
[名](スル) 1 興味がわいて、それをしようという気持ちになること。気が進むこと。「あまり—(が)しない」 2 取引所で、景気づくこと。