きのり‐うす【気乗り薄】
[名・形動] 1 あまり気が進まないこと。また、そのさま。「—なようす」 2 取引所で、売買に活気がなく不振なこと。
き‐はい【気配】
1 「けはい(気配)1」に同じ。「何か門に近づく—がする」〈木下尚江・良人の自白〉 2 「けはい(気配)2」に同じ。
き‐はく【気迫/気魄】
力強く立ち向かってゆく精神力。「—がこもる」「—に満ちた演技」
気(き)は心(こころ)
額や量は少ないが、真心をこめているということ。贈り物をするときなどにいう言葉。「—ですから、少しだけ値引きします」
き‐はずかし・い【気恥ずかしい】
[形][文]きはづか・し[シク]なんとなく恥ずかしい。きまりが悪い。「面と向かって言うのも—・い」
気(き)は世(よ)を蓋(おお)う
《「史記」項羽本紀から》精神が天下をおおいつくすほどに雄大である。意気が非常に盛んなさまをいう。
き‐ばえ【気延へ】
気だて。気性。「若けれども亀菊は、侍まさりの—といひ」〈浄・会稽山〉
き‐ばく【気曝】
⇒曝気(ばっき)
き‐ばたらき【気働き】
その場に応じて、よく気が利くこと。機転。「お仁好(ひとよし)と言うばかりで、—のあるじゃ無し」〈木下尚江・良人の自白〉
き‐ばや【気早】
[名・形動]気の早いこと。また、そのさま。せっかち。「—な人」「もとよりいちじの—からおこりしことゆえ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉