りょう‐き【涼気】
涼しい空気。涼しい気配。《季 夏》「息の如—通へる大藁屋/たかし」
りょう‐げ【霊気】
もののけ。つきもの。「—などいひて、物参らずなむありつるを」〈宇津保・国譲中〉
りん‐き【悋気】
[名](スル)男女間のことなどでやきもちをやくこと。嫉妬(しっと)。「男友達と話す妻に—する」
れい‐き【冷気】
ひんやりと冷たく感じる空気。「山の—」
れい‐き【霊気】
神秘的な気配・雰囲気。「神域の—にふれる」
ろう‐き【癆気】
労咳(ろうがい)のこと。
ろう‐げ【労気】
病気。やまい。「母の尼の—にはかにおこりて」〈源・夢浮橋〉
わか‐ぎ【若気】
「わかげ(若気)」に同じ。「私(わつし)あ—だ」〈鏡花・歌行灯〉
わか‐げ【若気】
若者の、血気にはやる気持ち。わかぎ。
わ‐き【和気】
1 のどかな陽気。穏やかな気候。「—山野に漂う」 2 なごやかな気分。「—を帯びた口調」「—靄然(あいぜん)」