すいりちえき‐ぜい【水利地益税】
水利に関する事業、都市計画法に基づいて行う事業、林道に関する事業などの費用に充てるため、都道府県または市町村が、その事業によって特に利益を受ける土地または家屋を課税物件として課する目的税。
すいりぼうがい‐ざい【水利妨害罪】
堤防や水門を破壊するなど、水利の妨害となるような行為をする罪。刑法第123条が禁じ、2年以下の懲役もしくは禁錮または20万円以下の罰金に処せられる。→出水危険罪
たん‐だか【反高/段高】
江戸時代、新開の地で地質・水利が悪く収穫不安定な場合、反別だけを検定して石高をつけないこと。
とうしゅ‐こう【頭首工】
河川や湖沼から農業用水などを水路に引き入れるための水利施設。ふつう、取水堰と取水口で構成される。
とちかいりょう‐く【土地改良区】
一定の地区内の土地改良事業を行うことを目的として、土地改良法によって設立される公共組合。従前の耕地整理組合・普通水利組合などを統合したもの。
とどうふけん‐ぜい【都道府県税】
都道府県が賦課・徴収する地方税。普通税として都道府県民税・事業税・不動産取得税・自動車税など、目的税として水利地益税・自動車取得税などがある。
トラムンタナ‐さんみゃく【トラムンタナ山脈】
《Sierra de Tramontana》スペイン東部、地中海のバレアレス諸島の主島マリョルカ島北西部に連なる山脈。最高峰はプッジマジョー(標高1445メートル)で、同諸島で最も高い。8世紀頃...
はった‐よいち【八田与一】
[1886〜1942]土木技術者。石川の生まれ。東京帝大を卒業後、台湾総督府の技術者として水利事業に従事。大正9年(1920)から10年を費やして烏山頭(うさんとう)ダムを中心とする大規模な灌漑...
プラネタリー‐バウンダリー【planetary boundaries】
地球上で人間が安全に生存できる限界。人間が地球環境に及ぼしている各種影響を定量的に評価し、それぞれの限界点を見極め、地球環境の破滅的変化を避けるための指針とする。地球の限界。地球の境界。 [補説...
むら‐ぎめ【村極め】
室町後期から江戸時代、村民が協議してきめた規約。入会(いりあい)権・水利権や、風俗取り締まりなど村内の秩序維持に関することなどが規定された。村定め。村おきて。