おきなわ‐トラフ【沖縄トラフ】
琉球諸島の北西に長さ約1000キロメートルにわたって延びる細長い海底の凹地(トラフ)。東シナ海で最も深く、最大水深は約2200メートル。潜水調査船しんかい2000により、日本初のブラックスモーカ...
おわせ‐わん【尾鷲湾】
三重県南部、尾鷲(おわせ)市と北牟婁(むろ)郡紀北(きほく)町に囲まれたリアス式の湾。紀伊山地の沈水によって生じた溺れ谷。水深があり真珠・ハマチの養殖が盛ん。また、湾奥に位置する尾鷲港は天然の良...
オーバ【eoba】
《enriched oxygen breathing apparatus》酸素富化呼吸器。カートリッジ式の50ccガスが簡単に装着できる潜水器具。呼吸時に発生する炭酸ガスに酸素を補い、吸気として...
かい‐ず【海図】
海の深さや岩礁の存在、海底の性質、潮流・航海標識など、海洋の状態を記入した航海者用の地図。総図や、大洋用の航洋図、陸地付近用の航海図、沿岸用の海岸図、港内用の港泊図などがある。水深はふつう最低低...
かいちゅう‐りん【海中林】
海中でコンブ・ワカメなど比較的大きな海藻が密生している所。水深約20メートルくらいまでの岩礁地にみられ、魚介類が豊富。藻場(もば)。
かいよう‐しんそうすい【海洋深層水】
太陽光の届かない水深200メートル以上の深海に分布する水。地球上にある水の約90パーセントが深層水だといわれる。成分は場所によって異なるが、表層水に比べ低温で安定している。また、光合成が行われな...
かじ‐め【搗布】
《古くは「かちめ」。「搗(か)ち藻(め)」の意》コンブ科の褐藻。水深5〜20メートルの海底に生える。茎は長さ1〜2メートルで、大きな羽状の葉をもつ。ヨードやアルギン酸をとる。似た種にアラメがある...
かみのこ‐いけ【神の子池】
北海道東部、斜里郡清里町にある池。摩周湖の地下水によってできたといわれ、透明度が高い。周囲220メートル、水深5メートル。
き‐さんご【黄珊瑚】
花虫綱キサンゴ科の腔腸(こうちょう)動物。イシサンゴの一種。水深50〜100メートルの海底で、高さ約30センチの樹枝状の群体になる。個体は円筒形で、枝から突き出し、共肉は赤く、触手は黄色、骨格は...
きどるい‐でい【希土類泥】
希土類元素(レアアース)を高濃度に含む泥質堆積物。太平洋の深海底に広く分布。日本では南鳥島近海の水深5000〜6000メートルの海底に存在することが確認された。レアアース泥。