すいさんか‐ぶつ【水酸化物】
水酸化物イオン(OH-)を有する化合物。水酸化ナトリウムなど。 [補説]OH原子団を水酸基として持つ有機化合物は「ヒドロキシ化合物」と呼ばれる。
すいさんかぶつ‐イオン【水酸化物イオン】
水酸基のイオン。一価の陰イオンであり、水酸化ナトリウムや水酸化カリウムの水溶液などに生成し、塩基性を示す。化学式OH− 水酸イオン。
すいさんか‐マグネシウム【水酸化マグネシウム】
マグネシウムの水酸化物。天然にはブルース石として産出。強熱すると水を放って酸化マグネシウムになる。金属マグネシウムの原料になるほか、下剤、制酸剤として利用される。化学式Mg(OH)2
すいさんか‐ラジカル【水酸化ラジカル】
⇒ヒドロキシルラジカル
すいさんか‐リチウム【水酸化リチウム】
リチウムの水酸化物。無水物は潮解性のある白色固体。単斜晶系。強い腐食性をもつ。工業的には炭酸リチウムと水酸化カルシウムの反応で得られる。化学式LiOH
すいさんか‐りんさんカルシウム【水酸化燐酸カルシウム】
リン酸カルシウムの一。骨の硬組織、および歯のエナメル質の主成分。ハイドロキシアパタイト。化学式Ca5(PO4)(OH)
すいさん‐がく【水産学】
水産に関する研究を行う応用科学。漁労・養殖・水産物加工の3分野を中心にし、水産技術・水産生物・水産化学なども含む。
すいさん‐き【水酸基】
-OHで表される一価の基。金属の水酸化物、酸素酸や、アルコール・フェノールなどの有機化合物中に含まれる。ヒドロキシ基。ヒドロキシル基。 [補説]IUPACの命名法では「ヒドロキシ基」と呼ぶ。
すいさんき‐ラジカル【水酸基ラジカル】
⇒ヒドロキシルラジカル
すいさん‐ぎょう【水産業】
水産生物の漁獲・採取・養殖、冷蔵・冷凍・加工、市場・輸送・販売の各分野にかかわる産業。