さめ‐すが【鮫氷】
鮫の軟骨を薄く削って乾かした食品。三杯酢にしたり煮たりして食べる。宮城県地方の名産。
しぶき‐ごおり【繁吹き氷】
強風で飛ばされた波しぶきが、湖畔や河畔の樹木・岩などに付着して凍ったもの。猪苗代湖などで冬の風物詩とされる。
しょう‐ひょう【晶氷】
海水が結氷温度にまで下がったとき、海水中に生じる数ミリメートル程度の針状または板状の氷片。生成後、浮力によって海面に浮上し、綿状の塊になる。
しんせい‐ひょう【新成氷】
海氷の発達過程で、結氷により新しくできた氷の総称。
じゅ‐ひょう【樹氷】
およそ氷点下5度以下に冷却した水蒸気や過冷却の水滴が、樹木などに吹きつけられ凍結してできた氷。気泡を多く含むため白色不透明で、もろい。霧氷の一。《季 冬》
じんぞう‐こおり【人造氷】
天然氷に対して、人工的につくった氷。
せい‐ひょう【整氷】
[名](スル)スケートリンクを整備すること。表面の異物などを取り除き、スケート靴のエッジで削られた部分には、水をまいて新たな氷が張るようにする。
せい‐ひょう【製氷】
[名](スル)人工的に氷をつくること。また、つくられた氷。「—室」
せっ‐ぴょう【雪氷】
1 雪と氷。氷雪。 2 雪から生じた氷。氷河の氷など。
せみ‐ごおり【蝉氷】
セミの翅(はね)のように薄く張った氷。《季 冬》