いわ‐つらら【岩垂氷】
鍾乳石(しょうにゅうせき)のこと。
ウィルキンス‐たなごおり【ウィルキンス棚氷】
《Wilkins Ice Shelf》南極大陸の南極半島西部、アレキサンダー島とシャルコー島、ラタディー島に囲まれるウィルキンス海峡に張り出した棚氷。1929年、オーストラリアの探検家ヒューバー...
うす‐ごおり【薄氷】
1 薄く張った氷。はくひょう。《季 春》 2 ひびの入った氷を図案化した文様。 3 白砂糖の和三盆(わさんぼん)と越中米のもち米とで作った、薄い干菓子。富山名産。
うすら‐ひ【薄ら氷】
《「うすらび」とも》薄く張った氷。うすごおり。はくひょう。うすらい。《季 春》「—の草を離るる汀かな/虚子」
う‐ひょう【雨氷】
セ氏零度以下に冷却した雨滴が樹木や地物に当たって凍り、透明な氷層となったもの。《季 冬》
うすごおり【薄氷】
thin ice池に薄氷が張ったThe pond was thinly coated with ice.
かいひょう【解氷】
a thaw; an ice run解氷する thaw解氷期the thawing season
かきごおり【欠き氷】
shaved ice; a dish of shaved ice flavored with syrup
けっぴょう【結氷】
結氷する freeze;〔湖などが一面に〕be frozen over窓ガラスにできた結氷the frost on the windowpane湖が結氷したThe lake was frozen...
こおり【氷】
ice氷のような[に冷たい]icy/ice-cold/icy-coldぶっかき氷chipped iceかき氷shaved ice花氷a block of ice with flowers in ...
かちゅうぎひょう【夏虫疑氷】
見聞が狭いことのたとえ。見聞の狭い人は広い世界を理解しえないたとえ。見識の狭い人が自分の知らないことを信じようとしないこと。冬を知らない夏の虫は、冬に氷というものがあるのを信じない意から。▽見識や見聞が狭い人を卑しめていう語。「氷」は「冰」とも書く。一般に「夏虫かちゅう、氷こおりを疑うたがう」と訓読を用いる。
がしろうひょう【画脂鏤氷】
内実がしっかりしていないのに外側、外面を飾っても無駄であるたとえ。また、苦労し努力しても効果のないたとえ。力を無用なところに用いること。あぶらに画えがき氷に彫刻する意から。▽「脂」はあぶら。「鏤」はほる、刻みつける意。「画」は「かく」とも読む。「氷」は「冰」とも書く。「脂あぶらに画えがき氷こおりに鏤(ちりば・きざ)む」と訓読する。
こびしゅんぴょう【虎尾春氷】
きわめて危険なことのたとえ。
てきすいせいひょう【滴水成氷】
冬の厳しい寒さのたとえ。また、極寒の地の寒さの形容。滴したたり落ちる水が氷になる意から。▽「滴水てきすい氷こおりを成なす」と訓読する。「氷」は「冰」とも書く。