はな‐ごおり【花氷】
花を入れて凍らせた氷柱。室内、料理の皿などに立てて涼感を呼ぶ。《季 夏》 [補説]書名別項。→花氷
はなごおり【花氷】
日野草城の第1句集。昭和2年(1927)刊。
ばんじょう‐なんぴょう【板状軟氷】
氷殻や海綿氷がさらに冷却されて形成された海氷。厚さ10〜30センチ程度。15センチより厚いものは氷上の歩行が可能で、砕氷船以外の航行は困難となる。
ひ【氷/冰】
1 水のこおったもの。こおり。「—を、物の蓋に置きて割るとて」〈源・蜻蛉〉 2 雹(ひょう)。「いとかく地の底とほるばかりの—降り」〈源・明石〉
日向(ひなた)に氷(こおり)
《日向に出した氷はすぐに溶けることから》次第に消えていくことのたとえ。特に、蓄えが乏しくなっていくことをたとえていう。
ひょう【氷】
[音]ヒョウ(呉)(漢) [訓]こおり ひ こおる [学習漢字]3年 〈ヒョウ〉 1 こおり。「氷塊・氷解・氷山・氷釈/海氷・堅氷・砕氷・製氷・薄氷・霧氷・流氷」 2 こおる。「氷結・氷点」 ...
フィルヒナー‐たなごおり【フィルヒナー棚氷】
《Filchner Ice Shelf》南極のウェッデル海に張り出した棚氷。南緯79度、西経40度を中心とする。バークナー島を境に、東側がフィルヒナー棚氷、西側がロンネ棚氷であり、二つ併せてフィ...
フィルヒナーロンネ‐たなごおり【フィルヒナーロンネ棚氷】
《Filchner-Ronne Ice Shelf》南極のウェッデル海に張り出した二つの棚氷、フィルヒナー棚氷とロンネ棚氷を併称したもの。バークナー島以東をフィルヒナー棚氷、以西をロンネ棚氷とよぶ。
ふく‐ひょう【復氷】
氷の一部に圧力を加えると、その部分は融点が下がり融解して水になるが、圧力を除くともとの氷に戻る現象。
ふ‐ひょう【浮氷】
水に浮かんでいる氷の塊。また、流氷。