こうかとう‐じけん【江華島事件】
明治8年(1875)、日本の軍艦雲揚号が江華島付近で挑発行為をし、江華島砲台と交戦した事件。これを機に日本は朝鮮に開国を強要し、翌年日朝修好条規(江華島条約)を結んだ。
こう‐が【江河】
大きな川。
中国の、揚子江と黄河のこと。
こう‐げつ【江月】
江上にかかる月。江上の月。
こう‐こ【江湖】
《「ごうこ」とも》 1 川と湖。特に、中国の揚子江と洞庭湖。 2 世の中。世間。一般社会。「広く—の喝采を博す」 3 都から遠く離れた地。隠者の住む地。「猫を友にして日月を送る—の処士」〈漱石・...
こう‐じょう【江上】
《古くは「こうしょう」。もと、揚子江のほとりの意》大きな川の上、またはほとり。「—の破屋に蜘(くも)の古巣をはらひて」〈奥の細道〉
こう‐すい【江水】
大河の水。特に中国で、揚子江の水。
こうせい【江西】
中国南東部、揚子江中流の南側にある省。省都は南昌(なんしょう)。米・綿花・茶などの産地。タングステン・石炭などの産出も多い。チアンシー。
近江(おうみ)国(滋賀県)の西部。
こうせい‐がくは【江西学派】
《近江(おうみ)国の西部、高島郡小川村(現滋賀県高島市安曇川(あどがわ)町上小川)に中江藤樹の私塾があったことからいう》藤樹学派(とうじゅがくは)の別称。
こうせい‐しは【江西詩派】
中国、北宋末期から南宋にかけて栄えた詩人の一派。江西出身の黄庭堅を祖とする。杜甫の詩風を尊び、典故を取り入れ、精巧緻密(ちみつ)で、時に難解な詩を作った。
こうせい‐しょう【江西省】
⇒江西