りゅうきゅう‐い【琉球藺】
シチトウの別名。沖縄地方でよく栽培された。
りゅうきゅう‐おんかい【琉球音階】
主に沖縄の音楽で用いられる五音音階。洋楽階名のド・ミ・ファ・ソ・シの五つの音からなる。
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】
沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島の紺絣、八重山の白絣などが知られる。
りゅうきゅう‐ご【琉球語】
奄美群島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島で話されている諸方言の総称。本土の日本語と方言関係にある。琉球方言。
りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】
南西諸島の南半部。沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島からなり、沖縄県に属す。
りゅうきゅうしょとうふうぶつししゅう【琉球諸島風物詩集】
佐藤惣之助の詩集。大正11年(1922)に沖縄・台湾を旅行した際の経験をもとに書かれた作品集。同年12月刊行。
りゅうきゅう‐しょぶん【琉球処分】
明治政府が琉球に対し、清への冊封関係の廃止を求め、武力を背景に強制的に日本へ統合した過程をいう。明治12年(1879)琉球藩を廃し、沖縄県が置かれることとなった。
りゅうきゅう‐せっかいがん【琉球石灰岩】
南西諸島の中部から南部にかけて広く分布する石灰岩の地層。新生代第四紀更新世のサンゴ礁に起源する。沖縄県では総面積の約3割を占め、台地や岬などを形成する。古くから建材として利用され、首里城や石畳の...
りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】
沖縄県中頭(なかがみ)郡西原町にある国立大学法人。昭和25年(1950)米国施政権下に発足。昭和47年(1972)沖縄の本土復帰に伴い、国立大学へ移管。平成16年(2004)国立大学法人となる。
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】
沖縄産の紬。平織りで紺地に茶色の縞のものが多い。質は柔軟・堅牢(けんろう)。久米島で産する久米島紬が有名。