おきつも‐の【沖つ藻の】
[枕]沖の藻が波になびくところから「靡(なび)く」にかかる。「—なびきし妹(いも)は」〈万・二〇七〉
おき‐づり【沖釣(り)】
沖に出て釣りをすること。→磯(いそ)釣り →陸(おか)釣り
おきとり‐ぎょぎょう【沖取(り)漁業】
沖合で行う漁業。主にサケ・マスなどの北洋漁業をいう。
おきなえびす‐がい【翁戎貝/翁恵比須貝】
オキナエビスガイ科の巻き貝。深い海の岩礁底にすみ、貝殻は円錐形で、殻高・殻径とも8〜10センチ。殻口は深く切れ込み、殻表に炎状の赤い模様がある。相模湾から房総沖に産する。近縁の化石種は多いが、現...
おきな‐じる【沖魚汁】
海でとった魚をすぐに用いて作った汁。沖汁。
おき‐なます【沖膾】
沖でとった魚を船中ですぐになますに作ったもの。また、それをまねた料理。《季 夏》「はらわたの塵を洗はん—/子規」
おき‐なり【沖鳴り】
津波などの前兆として、沖合から普段と違った音が聞こえてくること。
おきなわ【沖縄】
日本最南端の県。沖縄諸島・先島(さきしま)諸島、および尖閣・大東両諸島からなる。県庁所在地は那覇市。琉球王国があったが、明治12年(1879)沖縄県設置、第二次大戦では日本国内唯一の戦場となり...
おきなわかいがん‐こくていこうえん【沖縄海岸国定公園】
沖縄県にある国定公園。沖縄本島中部の東シナ海に面した残波(ざんば)岬から名護(なご)にいたる海岸と、本部(もとぶ)半島の備瀬(びせ)崎から最北端の辺戸(へど)岬にいたる全長80キロメートルの海岸...
おきなわかいはつ‐ちょう【沖縄開発庁】
沖縄の総合的開発事業の立案・実施、経済の振興を主な任務とした中央行政機関。沖縄の本土復帰に伴い、昭和47年(1972)、沖縄・北方対策庁を改編して設置。総理府の外局であったが、平成13年(200...