ソーダ‐せっけん【ソーダ石鹸】
油脂を水酸化ナトリウムで鹸化して作った石鹸。日常の化粧・洗濯などに使用する硬石鹸。
ソープレス‐ソープ【soapless soap】
油脂を原料とする石鹸(せっけん)以外の、表面活性剤。合成洗剤、特にアルキルベンゼンスルホン酸塩(ABS)をさす。
たいすい‐し【耐水紙】
水をはじくように加工した紙。パラフィン・油脂・シリコン樹脂・渋(しぶ)などをしみこませたり塗ったりして製造する。
たかんほうこうぞく‐たんかすいそ【多環芳香族炭化水素】
複数の芳香環が炭素原子二つで共有結合した環式化合物の総称。化石燃料、油脂、木材、煙草などの不完全燃焼によって発生する。大気汚染の原因である浮遊粒子状物質(SPM)になるほか、発癌(はつがん)性を...
だっ‐さん【脱酸】
1 精錬過程で、金属や合金に混入した過剰の酸素を除去すること。 2 油脂の精製過程で、遊離の脂肪酸を除くこと。
ちゅうせい‐しぼう【中性脂肪】
グリセリンと脂肪酸とが結合した単純脂質。動物では皮下・腹壁などに蓄えられるいわゆる脂肪のことで、植物では種子に多く、油脂ともいう。
テンパリング【tempering】
1 金属の焼き戻しのこと。 2 チョコレートを溶かして再度固めるときにする温度調整。チョコレートに含まれる油脂の結晶を整え、風味をよくするために行う。
どうぶつ‐ゆし【動物油脂】
動物体から採る油脂。魚油・鯨油・牛脂・豚脂など。
ナパーム‐だん【ナパーム弾】
《napalm》第二次大戦末期に作られた強力な油脂焼夷(しょうい)弾。ナフサとパーム油とを主原料とし、航空機から落下させて広範囲にわたり焼夷効果を及ぼす。
にりゅうか‐たんそ【二硫化炭素】
赤熱した炭素に硫黄蒸気を反応させて得られる、特異臭のある無色の液体。引火しやすく、有毒。硫黄・燐(りん)・沃素(ようそ)・油脂・ゴムなどを溶かす。溶媒や殺虫剤・ビスコースの製造原料などに使用。化...