じょうどう‐え【成道会】
毎年12月8日、釈迦(しゃか)の成道の日を記念して行う法会。臘八会(ろうはちえ)。《季 冬》
すえ‐ばこ【居箱/居筥】
法会のとき、導師の僧のそばに置く、ふたのない長方形の木箱。法具・表白(ひょうびゃく)・経巻や説教の原稿などを入れる。接僧函(せっすかん)。
せんそう‐くよう【千僧供養】
千人の僧を招いて食を供し、法会を営むこと。特に中国の南北朝時代から流行。日本では孝徳天皇以来盛んに行われた。千僧会。
せんだん‐こう【栴檀講】
滋賀県の園城寺で行われる法会の一。子供の健康を祈願するもの。千団子祭。《季 夏》
せんとう‐え【千灯会】
多くの灯火をともして仏に供養する法会。奈良の法華寺などで行われた。
せんにち‐こう【千日講】
千日間、法華経を読誦(どくじゅ)・講説する法会。
せんぶ‐え【千部会】
追善や祈願のために同じ経を千人の僧が一部ずつ読む法会。一人の僧が千回読むこともある。千部読経。千部経。
せんぶつ‐くよう【千仏供養】
千体の仏に供養する法会。
せんぼう‐こう【懺法講】
宮中で行われた法華懺法の法会。
せんぼん‐ねんぶつ【千本念仏】
京都市上京区の引接寺(いんじょうじ)(千本閻魔堂)で、古くは3月に行われた念仏法会。現在は5月下旬、念仏狂言を主として行われる。壬生(みぶ)狂言・嵯峨大念仏とともに、京都三大念仏の一。閻魔堂大...