しょうねん‐かんべつしょ【少年鑑別所】
家庭裁判所から観護措置として送られる少年を収容し、家庭裁判所が行う調査・審判や保護処分の執行のため、医学・心理学などの専門的知識に基づいて少年の資質の鑑別を行う施設。法務大臣の管理下にある。
しょう‐む【訟務】
国の利害に関係のある争いについて、国の立場から、裁判所に対して申し立て・主張・立証などの活動を行うこと。国家賠償など民事に関する争訟と、公共事業や税務など行政に関する争訟があり、法務省の訟務部門...
しょうむ‐けんじ【訟務検事】
国を当事者とする民事訴訟や行政訴訟を担当する検事。法務省および法務局・地方法務局の訟務部門に所属し、国の代理人として訴訟活動を行う。 [補説]検察官の他に、判検交流によって裁判所から出向した裁判...
しょざいふめいこうれいしゃ‐もんだい【所在不明高齢者問題】
戸籍は存在するのに所在を確認できない長寿高齢者が多数存在している問題。平成22年(2010)、当時東京都で最高齢の男性が30年以上前に死亡していた事件をきっかけに、全国で同様の問題が生じているこ...
じけんじむ‐きてい【事件事務規定】
地方検察庁・区検察庁・高等検察庁・最高検察庁における、事件の受理・捜査・処理、および公判執行等に関する事務の取り扱い手続きを規定した、法務省の訓令。
じゅうきネット‐とういつもじ【住基ネット統一文字】
住基ネットで用いられる文字。平成14年(2002)、総務省がJIS X 0221(UCS)を元に、独自の拡張を施し、漢字1万9432字を含む約2万1000字を選定。法務省が選定した漢字5万526...
じんけんようご‐いいん【人権擁護委員】
昭和24年(1949)制定の人権擁護委員法に基づき、国民の基本的人権の侵犯を監視・救済し、人権思想の普及・高揚に努める委員。法務大臣の委嘱により全国の市町村および特別区に置かれる。任期は3年。
せつ‐じ【説示】
[名](スル) 1 わかりやすく説き示すこと。「前文にも略(ほ)ぼ—せし如く」〈田口・日本開化小史〉 2 人権侵犯事件が発生した場合に、法務省の人権擁護機関が行う救済手続きの一。人権侵害を行った...
せんぱくかんこう‐じょうりく【船舶観光上陸】
法務大臣が指定するクルーズ船に乗船している外国人旅行客が、入国審査官の許可を得て、観光のため、日本に上陸すること。30日(寄港地が1か所の場合は7日)を超えない範囲で認められる。入管法に規定され...
せんぱくかんこう‐じょうりくきょか【船舶観光上陸許可】
入管法に規定される特例上陸許可の一つ。法務大臣が指定するクルーズ船の外国人乗客の利便を図るもので、船が出港するまでの間に帰船することを条件に、観光のため、30日(寄港地が1か所の場合は7日)を超...