ほう‐とう【法灯】
1 仏法がこの世の闇(やみ)を照らすことを灯火にたとえていう語。のりのともしび。 2 高徳の僧。最高位の僧。 3 仏前に供える灯火。
ほっ‐とう【法灯】
⇒ほうとう(法灯)
ほう‐とう【法統】
仏法の伝統。また、仏法の系統。「—を継ぐ」
ほうとう‐は【法灯派】
禅宗二十四流の一。和歌山県日高郡由良町の臨済宗興国寺の開山、法灯国師を祖とする。由良(ゆら)門徒。はっとうは。
ほう‐どう【法幢】
1 仏法のこと。仏法を、敵を圧倒する猛将の幢(旗ほこ)にたとえていう。 2 禅宗で、説法があることを知らせるために立てる幟(のぼり)。
ほうどう‐じ【法幢寺】
北海道松前郡松前町にある曹洞宗の寺。山号は、大洞山。開創は延徳2年(1490)。開山は天室宗源。天文15年(1546)蠣崎(かきざき)義広が再興、以来、松前氏の菩提寺として栄えた。
ほう‐なん【法難】
仏教の教団や教徒が、その反対者、特に時の権力者から受ける迫害。仏法の受難。
ほう‐に【法爾】
仏語。 1 真理にのっとって本来あるがままであること。あるがままの姿。自然(じねん)。法然(ほうねん)。 2 浄土真宗で、自力を捨て、阿弥陀仏の願力のままに計らわれていること。法然(ほうねん)。
ほう‐ねん【法然】
「法爾(ほうに)」に同じ。
ほうねん‐あたま【法然頭】
《法然の頭の形に似ているところから》頂がくぼんでいる頭。