どろ‐しゅう【泥衆】
泥棒。また、泥棒たち。「人の買った酒を横取りして飲むといふは、まあ、—といふものだ」〈滑・膝栗毛・三〉
どろ‐じあい【泥仕合】
1 互いに相手の弱点・秘密などをあばきたててみにくく争うこと。また、その争い。 2 歌舞伎で、舞台上に泥田を作り、その中で立ち回りを演じること。また、その立ち回り。 [補説]「泥試合」と書かない...
どろ‐ぞめ【泥染(め)】
媒染剤に鉄分を含んだ泥を用いる染色法。日本では大島紬(つむぎ)などにみられる。
どろ‐た【泥田】
泥深い水田。
泥田(どろた)を棒(ぼう)で打(う)つ
無意味なことをする。分別なく、むちゃくちゃなことをするたとえ。
どろ‐だらけ【泥だらけ】
[名・形動]泥まみれになること。また、そのさま。「—な(の)野良着(のらぎ)」
どろ‐つきげ【泥月毛】
馬の毛色。黒みを帯びた月毛。
どろ‐つち【泥土】
どろ。でいど。
どろ‐なわ【泥縄】
《「泥棒を捕らえて縄をなう」の意から》事がおこってからあわてて対策を立てたり準備をしたりすること。「—の試験勉強」「—式」
どろにんぎょ【泥人魚】
唐十郎の戯曲。平成15年(2003)4月、「新潮」誌に発表。同年、劇団唐組により初演。諫早湾(いさはやわん)干拓問題を主題とする。紀伊国屋演劇賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、読売演劇大賞優秀演出...