きり
[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。 1 動作や事物に付いて、その範囲を限定する意を表す。 ㋐だけ。かぎり。「ひとり—...
き・れる【着れる】
[動ラ下一]着ることができる。上一段活用の「き(着)る」を可能動詞化したもの。「きられる」(「きる」の未然形+可能の助動詞「られる」)が本来の言い方。
ぎじゅつ‐けいえい【技術経営】
技術を事業に結び付けて経済的価値を創出するために戦略を立案し実行すること。技術に立脚する企業や組織が、新たな技術を開発・活用して新たな事業を継続的に創出し、持続的発展を実現するために行う経営。マ...
ぎじゅつけんきゅう‐くみあい【技術研究組合】
産業活動で利用される技術について、企業・大学・公的研究機関などが協同して行うために、主務大臣の認可を受けて設立される法人。研究成果は組合員が共有し活用する。
く
[接尾]《上代語》活用する語に付いて名詞化する。四段・ラ行変格活用の動詞や助動詞「けり」「り」「む」「ず」などはその未然形に付き、形容詞にはその古い未然形「け」に付く。ただし、助動詞「き」には、...
く【消】
[動カ下二]消える。「降り置ける雪の常夏にけずて渡るは」〈万・四〇〇四〉 「梅の花早くな散りそ雪はけぬとも」〈万・八四九〉 「立山の雪しくらしも」〈万・四〇二四〉 [補説]「消ゆ」に先行する上代...
く・う【悔ふ】
[動ハ上二]《「くゆ」の音変化》「悔いる」に同じ。「此れを—・ふる心なくして」〈今昔・一四・二七〉 [補説]近世には「先非を悔うた所に」〈虎明狂・膏薬煉〉のようにハ行四段活用(連用形ウ音便)とみ...
く・う【蹴う】
[動ワ下二]「蹴(け)る」の古形。「—・ゑ散(はらら)かす」〈神代紀・上〉 [補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活...
く‐かつよう【ク活用】
文語形容詞の活用形式の一。語尾が「く・く・し・き・けれ・○」と変化するもの。これに補助活用のカリ活用を加えて、「く(から)・く(かり)・し・き(かる)・けれ・かれ」とすることもある。「よし」「高...
く‐ごほう【ク語法】
活用語の語尾に「く(らく)」が付いて、全体が名詞化される語法。「言はく」「語らく」「老ゆらく」「悲しけく」「散らまく」など。→く(接尾) →らく(接尾)