
1 五十音図カ行の第3音。軟口蓋の無声破裂子音[k]と母音[u]とからなる音節。[ku]
2 平仮名「く」は「久」の草体から。片仮名「ク」は「久」の初2画。
1 数の名。8の次、10の前の数。ここのつ。きゅう。
2 9番目。第9。
1 文中の言葉のひと区切り。
2 詩歌の構成上の単位。
4 慣用句やことわざ。
5 言語単位の一。
1 心身につらく感じること。くるしみ。苦労。「苦あれば楽あり」「生活苦」
2 仏教における基本理念の一。煩悩 (ぼんのう) や悪い行為などの報いとして受ける心身の苦しみ。→八苦 (はっく)
仏語。煩悩 (ぼんのう) 。心をけがす不浄なもの。
地球から見て、外惑星が太陽から90度の位置にあること。また、その時刻。太陽の東にあれば上矩または東方矩、西にあれば下矩または西方矩という。
1 主語または連用修飾語となって、
2 「言ふ」「思ふ」などの意の動詞に付いて、引用文を導き、「…することには」「…するのは」の意を表す。
「寺々の女餓鬼申さ―大神 (おほみわ) の男餓鬼賜 (たば) りてその子生まはむ」〈万・三八四〇〉
3 引用文の末尾に置かれ、引用句を形成して、「…すること」の意を表す。
「皇御孫命 (すめみまのみこと) のうづの幣帛 (みてぐら) を朝日の豊さか登りに称辞竟 (たたへごとを) へまつら―と宣る」〈祝詞・祈年祭〉
4 文末にあって、文全体を名詞止めの感動文とする。「…くに」「…くも」の形で用いられ、「…することよ」「…であることよ」の意を表す。
「苦しくも暮れ行く日かも吉野川清き河原を見れど飽かな―に」〈万・一七二一〉
⇒きょう
⇒ぐ
⇒こ