あさがお‐ぞめ【朝顔染(め)】
朝顔の花の模様を、紺または紫色で所々ぼかし染めにした染め模様。元禄ごろに流行。
あさどや‐ゆんた【安里屋ユンタ】
民謡の一。沖縄県八重山列島の竹富島で、江戸時代中ごろに生まれた叙事詩体の作業歌。「マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ(去りゆくかわいい女(ひと)よ)」の一節を用いて、第二次大戦中には替え歌が流行。
あさひ‐ぐし【朝日櫛】
1 蘇芳(すおう)で赤く染めたシカの角で作った櫛。元禄(1688〜1704)ごろに流行。 2 朱塗りの木製の櫛。
アシッド‐ジャズ【acid jazz】
1980年代、ロンドンのクラブから流行しはじめた新しいジャズの受容形態。古い演奏にリミックスを施してディスコ風のビートを加えたり、ジャズにラップやファンクを混在させて演奏したりする。
アジア‐かぜ【アジア風邪】
1957年4月に香港から流行が始まり、東南アジアなどを経て全世界で流行したインフルエンザ。日本でも約5700人が死亡した。
あじゃ‐ぱあ
《「あじゃじゃあにしてぱあでございます」を縮めた語》驚きあきれたときに発する語。俳優の伴淳三郎が用いて昭和20年代に流行した。
アスコット‐タイ【ascot tie】
結んだときにスカーフのように見える幅の広いネクタイ。英国のアスコット競馬場で流行したのに始まる。アスコット。
あずま‐コート【吾妻コート】
被布襟(ひふえり)で、長さが裾まである、女性の和服用コート。明治の中ごろ、東京から流行した。
あたらし‐がり【新しがり】
新しさをありがたがり、流行などを次から次へと取り入れること。また、そういう性向の人。「—屋」
あたらしがり‐や【新しがり屋】
ことさらに流行を追い、最新のものを良しとする人。