しょう‐そく【消息】
[名](スル)《「消」は陰気のなくなること。「息」は陽気の生じること》 1 人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。「その後の—を尋ねる」「政界の—に通じている」 2 状況や用件などを...
しょうそく‐おうらい【消息往来】
手紙の慣例語句を集めた往来物の一。寺子屋の消息文の教科書。
しょうそく‐ぎょう【消息経】
平安時代以後、追善供養のために故人の手紙を集めて、これに経文を書いたり刷ったりしたもの。
しょうそく‐し【消息子】
1 耳かき。 2 食道・尿道・子宮などに挿し込んで用いる、細い管状の医療器具。ゾンデ。
しょうそく‐すじ【消息筋】
ある方面の事情に詳しい人々や関係機関。「政界の—によれば」
しょうそく‐つう【消息通】
ある方面の事情に詳しいこと。また、その人。「角界の—」
しょうそく‐ぶん【消息文】
手紙。手紙の文章。
消息(しょうそく)を絶(た)・つ
消息が分からなくなる。行方不明になる。「冬山で—・つ」
しょう‐そこ【消息】
1 「しょうそく(消息)2」に同じ。「忘れで—し給へ」〈大和・六四〉 2 「しょうそく(消息)4」に同じ。「開けむとならば、ただ入りねかし。—を言はむに、よかなりとは誰か言はむと」〈枕・八〉 3...
しょうそこ‐あわせ【消息合(わ)せ】
物合わせの一。持ち寄った手紙の文章を比較し、その優劣を競う遊戯。しょうそくあわせ。