く【消】
[動カ下二]消える。「降り置ける雪の常夏にけずて渡るは」〈万・四〇〇四〉 「梅の花早くな散りそ雪はけぬとも」〈万・八四九〉 「立山の雪しくらしも」〈万・四〇二四〉 [補説]「消ゆ」に先行する上代...
け【消】
動詞「く(消)」の未然・連用形。→く(消)
け‐う・す【消失す】
[動サ下二]消えうせる。「たちまちに心—・せぬ若かりし肌も皺(しわ)みぬ」〈万・一七四〇〉
けされた‐ねんきん【消された年金】
旧社会保険庁によって不適切に管理された年金記録のうち、社会保険事務所の職員によって意図的に改ざんされた厚生年金記録のこと。平成19年(2007)に発覚した年金記録問題で明らかになった。オンライン...
けし‐いん【消印】
1 消したしるしに押す印。 2 郵便切手を使用した証拠に押す日付入りのスタンプ。
けし‐かす【消し滓】
消しゴムを使った後に出る、かす。
けし‐ガラス【消しガラス】
すりガラスの旧称。
けし‐くち【消し口】
《「けしぐち」とも》火事で、消火に取りかかる場所。
消(け)し口(くち)を取(と)・る
ある消防組が、他に先んじて消し口をつくり、組の名を記した纏(まとい)を立てる。
けし‐こみ【消し込み】
釣りで、浮きが水中に急に引き込まれ没すること。