るい‐こん【涙痕】
涙の流れたあと。「知るべし—の未だ乾かざるを」〈織田訳・花柳春話〉
るい‐しょうかん【涙小管】
涙道の一部。涙点から続き、涙嚢(るいのう)に開く細い管。
るい‐せん【涙腺】
上まぶたの、眼球の上外方の位置にあって、涙液を分泌する腺。
涙腺(るいせん)が緩(ゆる)・む
涙が出やすくなる。涙もろくなる。また、涙をこぼす。「思い出の曲を聞いて—・んだ」
るい‐てん【涙点】
上下まぶたの鼻側の内縁にある涙液の流出口。涙小管に開く。
るい‐どう【涙堂】
目の下のふくらみ。涙袋。
るい‐どう【涙道】
涙液を目から鼻へ導く道。目がしらにある上下の涙点から涙小管を経て涙嚢(るいのう)にたまり、鼻涙管を経て鼻腔へ排出される。
るい‐のう【涙嚢】
涙道の一部。鼻の付け根あたりにあり、涙小管から流れてきた涙液が集まる袋状の部分。下方は鼻涙管に続く。
るい‐びかん【涙鼻管】
⇒鼻涙管(びるいかん)