あわじ‐にんぎょうじょうるり【淡路人形浄瑠璃】
淡路島に残る人形芝居。近世初頭に始まり、享保(1716〜1736)ごろが最盛。義太夫節による三人遣い。人形の首(かしら)は文楽より大きい。
あわじ‐の‐くに【淡路国】
⇒淡路
あわじ‐ファームパーク【淡路ファームパーク】
兵庫県南あわじ市にある農業公園。昭和60年(1985)開園。野菜の収穫体験ができるほか、コアラやワラビーのいる動物園も併設する。
あわじ‐むすび【淡路結び】
「鮑結(あわびむす)び」に同じ。
あわじ‐やき【淡路焼】
淡路島に産する陶器。黄釉(おうゆう)による鮮やかな色を特色とする。天保5年(1834)に賀集珉平(かしゅうみんぺい)が創始。珉平焼。
あわ・す【淡す/醂す】
[動サ五(四)]柿の渋を抜く。さわす。「焼酎(しょうちゅう)で—・す」
あわせ‐がき【淡せ柿/醂せ柿/合(わ)せ柿】
「あわしがき」に同じ。
あわ‐そか【淡そか】
[形動ナリ]考えや行動が軽率なさま。「—に申すべきに侍らず」〈大鏡・道長〉
あわ‐つか【淡つか】
[形動ナリ] 1 関心のないさま。気が乗らないさま。「何事ぞなど—にさし仰ぎゐたらむは」〈源・帚木〉 2 注意深くないさま。軽率なさま。「さも—にうかれける身のありさまかな」〈有明の別・一〉
あわつけ・し【淡つけし】
[形ク]《形容動詞「淡つか」と同語源か》心・動作・そぶりが軽々しい。落ち着きがない。思慮が足りない。「ゆくりなく—・き振る舞ひは」〈夜の寝覚・一〉