けい【渓〔溪〕】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]たに 谷川。たに。「渓谷・渓流/雪渓」 [補説]「谿」は通用字
けい‐かん【渓澗/谿澗】
谷川。谷。「寂寞たる—に翺飛するが如し」〈服部誠一訳・春窓綺話〉
けい‐かん【渓間/谿間】
谷あい。谷間。
けい‐がく【渓壑/谿壑】
1 深い谷。渓谷。 2 《深い谷川の水は尽きないところから》欲望が次から次と起こって満足を知らないことのたとえ。「—の欲」
けい‐こく【渓谷/谿谷】
山にはさまれた、川のある所。たに。たにま。「紅葉の—をさかのぼる」
けい‐すい【渓水/谿水】
谷川の水。谷川。
けい‐せい【渓声/谿声】
谷川の音。渓流の音。「爾来(じらい)—のなお耳にあるを覚ゆ」〈会津・山中高歌〉
けいせき‐えん【渓石園】
大分県中津市の、耶馬渓(やばけい)ダムに隣接した日本庭園。耶馬渓ダムの完成を記念して開園。面積約2万平方メートル。
けい‐せん【渓泉/谿泉】
谷間にわき出る泉。
けい‐りゅう【渓流/谿流】
谷川の流れ。谷川。