ねつ‐ルミネセンス【熱ルミネセンス】
ルミネセンスの一種。蛍光体などの物質が、外部から光や放射線などの刺激を受けた後、加熱してはじめて発光する現象。また、その光。放射線の吸収量が発光量に比例する。その性質を利用したものに、放射線を計...
ねつルミネセンス‐せんりょうけい【熱ルミネセンス線量計】
放射線を計測する線量計の一種。放射線の刺激を受けた蛍光体を加熱すると、光を放射する熱ルミネセンスという現象を利用する。放射線の吸収量が発光量にほぼ比例するため、線量を測定することができる。蛍光体...
ネフェロメトリー【nephelometry】
微細粒子が浮遊する懸濁液などの濁りの度合い(濁度)を測定する比濁分析のための手法の一。懸濁液に光を投射し、入射光とその直角方向への散乱光を測定し、その強度比を利用する。濃度が希薄な場合の測定に向...
ねんど‐けい【粘度計】
粘性率を測定する計器。細管内を流れる量を測定して求める細管粘度計、流体中での小球の落下速度から求める落球粘度計、液体中で円板を振動させて粘性抵抗を測定する振動粘度計などがある。
のうじ‐ず【脳磁図】
脳磁気図記録法。脳の電気的活動を磁界として測定し、脳の病変の部位や脳死の確定診断に用いる。MEG(メグ)(magnetoencephalography)。
ノギス
《(ドイツ)Noniusから》主尺のほかに、移動できる副尺をもつ精密測定具。ふつうは金属製。二つの爪の間に物を挟んだり物の内側にあてたりして厚さや直径などを測定する。最小0.05ミリまで測定可能。
ノミナル‐ち【ノミナル値】
測定器などで実測された値の平均値。
はいきん‐りょく【背筋力】
背中の筋肉の総筋力。背筋を伸ばして身体を前方に曲げた状態から、一気に直立に戻るときに出すことができる力量。背筋力計で測定し、キログラムを単位として表す。
ハイパー‐かく【ハイパー核】
ハイペロン、すなわちストレンジネスが零でないバリオンを含む原子核の総称。通常、原子核は陽子と中性子で構成されるが、そのうち1個以上がストレンジネスをもつΛ粒子やΣ粒子などのバリオンに置き換えられ...
はか・る【計る/量る/測る/図る/謀る/諮る】
[動ラ五(四)]《「はか」に活用語尾の付いたもの》 1 (計る・測る・量る) ㋐ある基準をもとにして物の度合いを調べる。特に、はかり・ゲージなどの計測機器で測定する。「体温を—・る」「距離を—・...