ひじゅう‐びん【比重瓶】
比重計の一。主に液体の測定に用いる。小形のガラス瓶で、試料と水の重さを測定して比重を求める。ピクノメーター。
ひだく‐けい【比濁計】
微粒子が浮遊する懸濁液などの濁りの度合い(濁度)を測定する装置。濁度計。
ひだく‐ぶんせき【比濁分析】
微細粒子が浮遊する懸濁液などの濁りの度合い(濁度)から、その濃度や物質量を測定する化学分析法の一つ。そのための測定装置を比濁計という。微細粒子として細菌などの菌体量の測定にも用いられる。比濁法。
ひっかき‐かたさ【引っ掻き硬さ】
工業材料をはじめとする物質の硬さ(硬度)を測定する硬さ試験の一種。先端部が円錐や三角錐の形状を持つ圧子で、試験材料に一定幅の引っ掻き傷をつけ、その時の荷重を測定し、硬さを数値化して算出するマルテ...
ひっぱり‐しけん【引っ張り試験】
工業材料の試験片に引っ張り力を加え、破壊するまでの伸び・耐力などを測定する材料試験。
ヒッパルコス【Hipparcos】
《high precision parallax collecting satellite》1989年にESA(欧州宇宙機関)が打ち上げた世界初の位置天文観測衛星。三角測量と同じく年周視差を利用...
ひとみ
平成28年(2016)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-H(アストロエッチ)の愛称。JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)が中心となり、すざくの後継として開発。従来より10倍以上...
ひはかい‐ぶんせき【非破壊分析】
試料を破壊、消費、損失することなく化学的な分析を行うこと。絵画や仏像などの文化財の調査、食品成分の分析や食味の測定に利用される。主な分析法として蛍光X線分析、放射化分析、赤外分光分析などがある。
ひょうじゅん‐イルミナント【標準イルミナント】
物体の色を測定するために指定された光。CIE(国際照明委員会)が相対的な分光分布を数値だけで規定した標準イルミナントAおよびD65をさす。また、この二つの光について、実際に使用できる具体的な人工...
ひょうじゅん‐こうげん【標準光源】
1 物体の色を測定するために指定された光を照射する人工光源。CIE(国際照明委員会)により、相対的な分光分布を定めた標準イルミナント(標準の光)AおよびD65を照射する具体的な光源として、A光源...