ゆ‐とり【湯取り】
1 入浴後、からだのしずくをぬぐい取るためにつける衣。ゆかた。 2 「湯取り飯」の略。 3 船中の淦(あか)をくみ取る器。あかとり。あかとりしゃく。〈和名抄〉
ゆ‐どうふ【湯豆腐】
豆腐を、昆布などをだしにした湯で煮た料理。醤油につけ、薬味とともに食べる。湯奴(ゆやっこ)。《季 冬》「—や持薬の酒の一二杯/万太郎」
ゆ‐どおし【湯通し】
[名](スル) 1 織物を湯に浸して糊気(のりけ)を取って柔らかくし、あとで縮むことのないようにすること。 2 肉・魚・野菜などを、さっと湯にくぐらせて、灰汁(あく)・臭みや油気を取り去ること。
ゆどのさん‐じんじゃ【湯殿山神社】
山形県鶴岡市にある神社。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)・大己貴命(おおなむちのみこと)・少彦名命(すくなひこなのみこと)。湯殿山にある熱湯のわき出る霊岩を神体とする。
ゆどの‐はじめ【湯殿始め】
1 新生児に産湯(うぶゆ)をつかわせたのち、3日目に湯を浴びさせること。湯始め。 2 新年に初めて入浴すること。湯始め。《季 新年》→御(お)湯殿始め「—に身を清め、新枕(にひまくら)せし姫始め...
ゆ‐な【湯女】
1 湯泉宿で客の接待をした女。 2 江戸時代、江戸・大坂などの湯屋にいた遊女。
ゆな‐ぶろ【湯女風呂】
江戸時代、湯女を置いた湯屋。
ゆ‐に【湯煮】
[名](スル)料理の材料を湯で煮ること。また、その煮たもの。
ゆに‐おんせん【由仁温泉】
北海道夕張郡にある温泉。湯は黒褐色。泉質は炭酸水素塩泉。
ゆ‐の‐あわ【湯の泡】
硫黄(いおう)。湯のあか。「—、白土(しらつち)また和松(ひきまつ)あり」〈肥前風土記〉