ゆのみね‐おんせん【湯の峰温泉】
和歌山県田辺市の温泉。熊野川支流の湯ノ峰川沿いにあり、熊野本宮参拝者の湯垢離(ゆごり)場として知られる。泉質は硫黄泉。
ゆ‐はじめ【湯始め】
「湯殿始め」に同じ。
ゆ‐ば【湯葉/湯波/油皮】
豆乳を煮たときに上面にできる薄黄色の皮膜をすくい取ったもの。生(なま)湯葉と干し湯葉があり、吸い物・煮物などに用いる。うば。 [補説]書名別項。→湯葉
ゆば【湯葉】
芝木好子の中編小説。昭和35年(1960)「群像」誌に発表。同年、第12回女流文学者賞受賞。自身の母方の祖母をモデルに、湯葉作りの家業を守りつつ懸命に生きる女性の半生を描く。以後「隅田川」「丸の...
ゆ‐ばたけ【湯畑】
群馬県吾妻(あがつま)郡草津町の中央に湧き出る源泉。広さ約1600平方メートル、湧出量は毎分約4600リットル。温度はセ氏約60度。7本の木樋(もくひ)を通して温度を下げ、湯の花を取る。また、一...
ゆ‐ばな【湯花/湯華】
1 「湯の花1」に同じ。 2 「湯玉(ゆだま)1」に同じ。
ゆ‐ばら【湯腹】
湯を飲んだ腹ぐあい。
ゆ‐ばん【湯番】
銭湯で、湯を沸かし、その加減をみたり、客のために上がり湯をくんだりすること。また、それをする人。「おちゃっぴい—のおやぢ言ひまかし」〈柳多留・三〉
ゆ‐びき【湯引き】
ゆびくこと。特に、魚や鶏肉などを熱湯にくぐらせて表面だけ熱を通すこと。
ゆ‐び・く【湯引く】
[動カ五(四)]魚や野菜などをさっと熱湯にくぐらす。「ハモを—・く」