豆乳を煮たときに上面にできる薄黄色の皮膜をすくい取ったもの。生 (なま) 湯葉と干し湯葉があり、吸い物・煮物などに用いる。うば。

[補説]書名別項。→湯葉

芝木好子の中編小説。昭和35年(1960)「群像」誌に発表。同年、第12回女流文学者賞受賞。自身の母方の祖母をモデルに、湯葉作りの家業を守りつつ懸命に生きる女性の半生を描く。以後「隅田川」「丸の内八号館」と続く自伝的3部作の第1作目。

出典:青空文庫