まん‐もう【満蒙】
もと満州および内蒙古(うちもうこ)の略称。
まんもう‐かいたくだん【満蒙開拓団】
満州事変後、日本が満蒙地区に送りこんだ農業移民団。昭和7年(1932)に第一次移民が送り出され、昭和20年(1945)敗戦時には約32万人がいたといわれる。多くがソ連・満州国境地帯に入植し、中国...
まん‐もく【満目】
見わたすかぎり。目に見えるかぎり。「二百十日の風と雨と烟は—の草を埋め尽くして」〈漱石・二百十日〉
まんもく‐しょうじょう【満目蕭条】
見渡すかぎりもの寂しいようす。
まん‐りょう【満了】
[名](スル)一定の期間がすっかり終わること。「任期が—する」
まん‐るい【満塁】
野球で、一塁・二塁・三塁のすべてに走者がいること。フルベース。「—ホーマー」
まんるい‐ホームラン【満塁ホームラン】
野球で、塁のすべてに走者がいる状態のときに、打者がホームランを打つこと。グランドスラム。
まん‐わく【満枠】
予約の申し込みが、定数に達すること。また、その状態。「—のため受付を締め切る」
満(まん)を持(じ)・する
弓を十分に引いて構える。転じて、準備を十分にして機会を待つ。「—・して登場する」
満(まん)を引(ひ)・く
1 弓を十分に引き絞る。 2 酒をなみなみとついだ杯をとって飲む。「ビールの—・くもの数を不知(しらず)」〈鏡花・湯島詣〉