たお・す【倒す】
[動サ五(四)] 1 力を加えて、立っている状態のものを横にする。横にねかす。また、ころばす。「木を—・す」「からだを—・す」「足をかけて—・す」 2 (「殪す」「斃す」「仆す」とも書く)殺す。...
だん‐めつ【断滅】
[名](スル)絶えてなくなること。また、絶やし滅ぼすこと。滅亡。「先生と私との今までの関係は必—するだろうと思ったからです」〈荷風・つゆのあとさき〉
ちゅう‐めつ【誅滅】
[名](スル)罪ある者を討ち滅ぼすこと。「残党を—する」
哲婦(てっぷ)城(しろ)を傾(かたむ)く
《「詩経」大雅・瞻卬から》賢く才のある婦人は、いろいろと口出しをするので、国を衰えさせ、家を滅ぼすもとになる。
てん‐めつ【殄滅】
[名](スル)残らず滅びること。滅び絶えること。また、残らず滅ぼすこと。
なんぼくちょう‐じだい【南北朝時代】
南朝と北朝の対立した時代。 日本で、延元元=建武3年(1336)に後醍醐天皇が吉野に移ってから、後亀山天皇が京都にもどり南北朝が合体した元中9=明徳3年(1392)までの57年間、吉野の南朝(...
人参(にんじん)飲(の)んで首縊(くびくく)る
高価な朝鮮人参薬を飲んで病気を治したが、金銭に窮して首をくくる。前後のことをよく考えなかったり、身分不相応のことをしたりして身を滅ぼすことのたとえ。
ふく‐めつ【覆滅】
[名](スル)完全に滅びること。また、完全に滅ぼすこと。「人間の交際を—するの恐なきに非ざれば」〈福沢・文明論之概略〉
墓穴(ぼけつ)を掘(ほ)・る
身を滅ぼす原因を自分から作ることのたとえ。「策を弄して—・る」 [補説]この句の場合、「墓穴」を「はかあな」とは読まない。
ぼつ‐めつ【没滅】
[名](スル)滅びてなくなること。また、滅ぼすこと。