ちょう‐しつ【彫漆】
幾層にも塗り重ねた漆に文様などを彫刻する技法。堆朱(ついしゅ)・堆黒などの類。
つい‐しつ【堆漆】
堆朱・堆黒・堆紅など、漆を厚く塗り重ねて文様を彫り込んだものの総称。
つぎ‐うるし【継(ぎ)漆】
物を接着するのに用いる漆。主に、石漆(いしうるし)と小麦粉をまぜたもの。
つた‐うるし【蔦漆】
ウルシ科の落葉性の蔓(つる)植物。山地にみられ、茎から気根を出して樹木などに巻きつく。葉は3枚の卵形の小葉からなる複葉で、秋に紅葉する。雌雄異株。初夏、黄緑色の小花をつける。樹液は有毒で皮膚につ...
とうゆ‐うるし【桐油漆】
桐油に滑石・密陀僧(みつだそう)などを混ぜ、顔料を加えて作った塗料。
なしじ‐うるし【梨子地漆】
梨子地に用いる、黄色味を帯びた透明度の高い漆。生漆(きうるし)に雌黄(しおう)・梔子(くちなし)などを加えて作る。
ニス
「ワニス」の略。 [補説]「仮漆」とも書く。
にわ‐うるし【庭漆】
シンジュ(神樹)の別名。
ぬぐい‐うるし【拭い漆】
器物の表面に、軽く拭うように漆を刷(は)くこと。
ぬりたて‐うるし【塗(り)立て漆】
⇒花漆(はなうるし)